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ジュノー (3 Juno) は太陽系の小惑星の1つ。より原音に近い形でユノーあるいはユノとも表記される。1804年9月1日にドイツの天文家カール・ハーディングがニーダーザクセン州のリリエンタールで発見した。 小惑星帯(メインベルト)に位置し、ケレス(2006年以降は準惑星)、パラスに次いで3番目に発見された小惑星である。ローマ神話の女神ユーノーにちなんで命名された。 == 特徴 == ジュノーは直径約234kmと、メインベルト小惑星のなかでは最大の部類に属する。ケレス、パラス、ベスタとともに、四大小惑星と呼ばれることもある。ただし、現在では、これら以外にジュノーより大きい小惑星がメインベルト中にもいくつか発見されているため、ジュノーはメインベルト中の「大きいほうから数えて4番目の天体」というわけではない。 スペクトルはS型であり、鉄とマグネシウムのケイ酸塩にニッケルと鉄が混合した組成になっていると考えられている。 1958年2月19日、SAO 112328 という暗い星をジュノーが掩蔽する恒星食が観測された。小惑星による掩蔽が観測されたのはこれが初めてである。以来、ジュノーによる掩蔽は何度か観測されている。 2003年にジュノーはウィルソン山天文台のフッカー反射望遠鏡によって撮影され、その特異な形状が明らかとなった〔Asteroid Juno Has A Bite Out Of It 、ハーバード・スミソニアン天体物理学センター、2003年8月6日〕。赤外線写真によると、ジュノーは直径 100kmに及ぶ巨大なクレーターを持つ。このクレーターは比較的最近の衝突によって形成されたと考えられており、この衝突の時にジュノーから飛び出した破片と思われる小さな小惑星からなるジュノー族 (Juno clump) が存在する。 また分光学的分析によると、ジュノーの本体はカンラン石や輝石など鉄を含むケイ酸塩で構成されたごく普通のコンドライトで出来ていると考えられる。 2014年10月19日、アルマ望遠鏡は4時間にわたってジュノーの電波観測を行って連続画像を得ることに成功した〔自転の様子もハッキリ アルマがとらえた小惑星ジュノー 、アストロアーツ、2015年4月8日、同年4月9日閲覧〕。この観測から、ジュノーの不規則な形状が改めて明らかになるとともに、電波の反射の度合いの変化から、表面のレゴリスが一様ではない可能性があることも判明した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジュノー (小惑星)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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